小学校での英会話教育は学校によって異なる?中学校からの英語対策は?

今までオンラインでの生徒さんということもあり、

生徒さんは関東圏だけではなく、いろんな場所の生徒さんがいます。

その子たちの学校での英語の授業の話を聞くと、本当に授業の進み方、英語学習への注力度も違います。

ですので、中学校に上がった時にこの【差】がどのように表れるのか、、、

これについては、おそらく多くの親御さんも心配されているのではないでしょうか?

もうすでに、英語を小学校低学年から始めている子は、

アルファベットも、ある程度の英語の会話・フレーズは聞き取れる・書きとれる・しゃべれる状態になっている

その中で、全く英語に触れていなかった子が、小学校の学校でアルファベットの書き取りから教えてくれない授業だったら、大変です。

実際に、このようなお悩みを持っている親御さんから今週問い合わせがありました。

【子どもにはまずはしっかり日本語を読める・書ける状態になってから英語を始めさせようと思っていたのですが、子ども自身が英語に自信を無くして学校から帰ってきてしまい、何とか対策しなくちゃと本人が言っており、、、】と

とてもまじめなお子さんですよね。

でも、この学習の【差】に自分で気づき、自分で対策を練ろうと親御さんに相談したその行動力、素晴らしいです。

いずれにしても、

親御さんは心配しかできないのですが、実際に苦労するのは子どもたちになってしまいます。

英語がすべてではもちろんありません。

しかし、ある程度小学校のうちから対策をしておいくことで、学校の英語の勉強にもスムーズについていける、

そして何より、英語嫌いにならない、ある程度英語って簡単だよ!と自分で思えるくらいの状態にしてあげるのは、いいのかなと思うのです。

今回は小学校の間にできるようにしておきたいこと、中学校までの対策についてお話しようと思います!

目次

1:英語の基盤となる、アルファベットとフォニックス

2:動詞を覚える

3:文章を作れるようにするには、何を聞いているのか?何を言っているのか?を理解する

4:当校のレッスン方法

1:英語の基盤となる、アルファベットとフォニックス

英語を話すところから始める学校、書き取りから始める学校いろいろあると思いますが、

小学校のうちは、すべてをバランスよく習得することが好まれます。

スピーキングの練習は、まずは音マネやチャンツ(チャンツとは、一定のリズムに英単語や英文を乗せて発音する指導)などで英語のリズムをつかむのですが、結構みんな子どもたちは上手にまねできます。

ただ音が取れても、書けない読めないだともったいないです。

そのためには、まずはアルファベット、そしてそのアルファベットがもつ音(フィニックス)を学習することはまずはじめかと思います。

フォニックスができるようになると、聞いた単語からある程度単語のスペルが欠けるようになったり、知らない単語でもスペルから読むこともできるようになります。

小学校の低学年からアルファベットを学ぶのは大変かな、と心配される親御さんいらっしゃいますが、そんなことありません。

英語が楽しく、自分にもできるんだ!と思ってもらえれば、自らどんどん吸収し、学んでいけます!

2:動詞を覚える

小学校のうちに覚えておきたい単語数は600-700個だといわれています。

これは、受容語彙と発信語彙を合わせた数になっています。

ですので、会話を通していろんな単語・語彙力はついていきます。

英語は単語を覚えただけでは、なかなか文章にすることが難しいです。

しかし、動詞は文章作成をする上での基盤となるので、できるだけ多くの動詞を表現できるようにすることは英語を伸ばすうえでとても重要です。

例えば、swimという動詞がわかれば、

I swim

I am swimming

I can swim

など文章を作る【基盤】としてとても使い勝手のいい単語です。

この単語を、徐々に自分でも使えるように・誰かに言われても瞬間的に理解できるようにする回路を徐々に作っていきます。

3:文章を作れるようにするには、何を聞いているのか?何を言っているのか?を理解する

当校では、早い子だと半年で語彙力は100個以上身に付きます。(週に1回のレッスン)

最初の半年は、単語の成長は緩やかですが、だんだん文章を作れるようになり、応用が利くようになるので、

2年間継続していただくと、多くのフレーズを単語を使って自分で表現できるようになります。

しかしそこに行くまでには、たくさんの単語を覚える必要がありますし、感覚だけではなくロジカルに英語を理解することも必要になります。

例えば、where is he going?と聞かれたときに、whereをwhatととらえてしまっては、うまく意味が理解できません。

where-どこ?what-なに?を理解できるようにする、そしてやっと自分でも文章が作れるようになります。

感覚で学ぶ英語ももちろんあります、でもそれは24時間英語漬けの環境にいればそれでいいでしょうが、週に1回のレッスンで確実に英語を伸ばすには、ロジカルに考え、自分でどうやって気持ちを伝えるか?を考えて作れるようになる必要があります。

難しそうに聞こえますが、毎週1回のレッスンと毎日の簡単な宿題ができれば、確実に英語は伸びていきます。

実際に英語が喋れる・聞ける・書けるだけではなく、

学校での英語の成績も自然に伸びていきます。

4:当校のレッスン方法

動詞の覚え方は、生徒によってそれぞれですが、動作・視覚・声・聴覚等、たくさんの体の機能を使って学ぶと定着しやすいです。

当校は少人数制のレッスンで、違う特性を持った子どもたちでも平等に英語を吸収できるようにしています。

例えば、ある子は音マネが得意だったりすると、すぐにSWIM=スイムとリピートできる子もいます、こういった子は音楽で覚えると暗記が早いです。

一方で、視覚処理をしないと、うまく暗記できない子もいます、そういった子のために泳いでいる絵の男の子のスライドを使ったりします。

ある子は、体を動かしながら覚えることが得意な子がいるのでそういった子のために、全員で泳ぐジェスチャーをしながら、SWIMを発音します。

クラス全員が同じペースで、でも確実に成長できるプログラムにしています。